各地で相次いで検出されている「有機フッ素化合物(PFAS)」問題
人体への危険性について、世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関(IARC)は、PFASの一種であるPFOAの発がん性を「可能性がある」から2段階引き上げ「ある」に認定したと発表しました。
また、PFOSは、新たに「可能性がある」の分類に追加しました。
喫煙やアスベストと同じ分類に
国際がん研究機関(IARC)は、ヒトの発がん性に関する物質や要因について、動物実験などの確実性を評価して4段階に分類しています。
PFOAはこれまで発がん性について3番目に確実性が高い分類としていましたが、2段階引き上げ、最も高い「発がん性がある」に格上げしました。
同じ分類には喫煙やアスベストが挙げられます。
また、PFOSについては、これまで分類されていませんでしたが、今回から「可能性がある」に新たに指定されました。
12/1の発表でIARCは、「PFOAとPFOSは特に空港と軍施設の泡消火剤で広く使われており、古い泡消火剤の使用で消防士が体内に取り込む可能性がある」と懸念。
また、「市民は主に食品と飲料水によって摂取し、汚染地域では主に飲料水が摂取源だ」と指摘しています。
有機フッ素化合物(PFAS)によって発がん性のリスクが上がることが確かであると評価されたことになります。
参考:東京新聞WEB
活性炭の有効性
最近では「有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)」への対策として、活性炭フィルターが効果的であることが報告されております。
水道水から国の暫定目標値を超える「有機フッ素化合物」が検出された岡山県吉備中央町では、浄水場の水を浄化する装置に含まれる活性炭を入れ替える作業を進めており、今後は数値の調査を継続し、今月(11月)下旬までの復旧を目指すとしています。
また、岐阜県各務原市では、有機フッ素化合物が検出された水源地から配水する地域の小中学校や県立高校などで蛇口型浄水器を設置、さらに水源地への活性炭の設置を進めています。
しかし、
飲料水だけの対策で良いのでしょうか?
実は、飲料水だけの問題ではありません。
有機フッ素化合物が体内に入り込むのは飲み水だけとは限りません。肌からも吸収されるのです。
このことは、内閣府の食品安全委員会が掲載しているデータにドイツ連邦リスク評価研究所の発表概要が記載されています。
https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu05930080314
その中で、
「体内への吸収は正に事実である。少量のPFOA(有機フッ素化合物の一種)は皮膚バリアを通過し、血中に検出される可能性がある。」
と発表されています。
つまり、毎日のお風呂やシャワーからも体内に吸収され、蓄積されてしまうのです。
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ReFINEに使用されているカーボンは国産で、再生可能な資源で作られています。
また、非常においしい水を作ることや、トリハロメタンを特に効率よく吸着除去する事から日本の飲料水のろ過として最適です。
粗悪な活性炭ではそれ自体が不純物を多量に含んでおり、気づかないうちに汚染物質を取り込む危険性があります。
また、粒状の活性炭を詰め込んだ浄水器では、粒の流動によるチャネリングと呼ばれる水路の形成が起こり、活性炭が作用しなくなる可能性があります。
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さらに、
有機フッ素化合物PFOS及びPFOA除去性能試験クリア
弊社では、セントラル浄水器ReFINEの有機フッ素化合物「PFOS及びPFOA」の除去試験を第三者検査機関を通じて行った結果、
PFOS・PFOAともに検出されず、除去率94%以上であることが証明されました。
【有機フッ素化合物PFOS・PFOA除去性能試験】
【試験概要】
ペルフルオロオクタンスルホン酸(以下「PFOS」という )及びペルフルオロオクタン酸(以下「PFOA」という )をそれぞれ0.00005mg/L±0.00001mg/L(合計0.0001mg/L±0.00002mg/L)の濃度に調整した原水を検体に通水した。
10分間通水後に得られたろ過水及び原水についてPFOS及びPFOAを測定し、除去率を算出した。なお, PFOSは異性体を含めて定量した。
【結論】
セントラル浄水器ReFINEの有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)除去性能試験結果は、
PFOS・PFOAともに除去率94%以上、
セントラル浄水器ReFINE通水後の浄水においては「検出せず」という結果になりました。
残留塩素はもちろん、トリハロメタン、有機フッ素化合物などの有害物質を取り除き、安心安全なお水をお届けします。