有機フッ素化合物PFOS及びPFOA除去性能試験クリア

 

弊社では、セントラル浄水器ReFINEの有機フッ素化合物「PFOS及びPFOA」の除去試験を第三者検査機関を通じて行った結果、

PFOS・PFOAともに検出されず、除去率94%以上であることが証明されました。

 

【有機フッ素化合物PFOS及びPFOA除去性能試験】

環境省が2020年6月に発表した水質調査により、全国13都府県の河川など37地点にてPFOS・PFOAが国の暫定目標値を超えて検出されました。

また、2020年10月に東京都が行った水質調査では、多摩地域の飲用井戸10ヶ所でPFOS・PFOAが国の指針値を上回っていることが判明し、大きな話題となりました。

それに伴いお客様から弊社セントラル浄水器ReFINEへの有機フッ素化合物の除去性能に関するお問い合わせが急増したため、今回の検査を行いました。

 

環境省では、この調査により目標値を超えた地下水・湧水は飲用用途の水ではないとしておりますが、

浄水器メーカーとして弊社セントラル浄水器ReFINEのPFOS及びPFOAに対する除去性能を把握することを目的に行ったものです。

 

また、現時点での「有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)」への対策として活性炭フィルターが効果的であることが報告されております。

   

 

【試験概要】

ペルフルオロオクタンスルホン酸(以下「PFOS」という )及びペルフルオロオクタン酸(以下「PFOA」という )をそれぞれ0.00005mg/L±0.00001mg/L(合計0.0001mg/L±0.00002mg/L)の濃度に調整した原水を検体に通水した。

10分間通水後に得られたろ過水及び原水についてPFOS及びPFOAを測定し、除去率を算出した。なお, PFOSは異性体を含めて定量した。

 

【結論】

セントラル浄水器ReFINEの有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)除去性能試験結果は、PFOS・PFOAともに除去率94%以上、セントラル浄水器ReFINE通水後の浄水においては「検出せず」という結果になりました。

 

 

有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)とは?

 

「PFOS」及び「PFOA」は、動物実験で発がん性が指摘されている有機フッ素化合物の一種です。

独特の性質(水や油をはじく、熱に強い、薬品に強い、光を吸収しない等)を持ち、撥水剤、表面処理剤、乳化剤、消火剤、コーティング剤等に用いられてきた化学物質です。

環境中で分解がほとんどされず、新たな環境汚染物質として世界的に規制の対象となっています。

 

 

環境省の発表とは?

環境省は、令和2年6月11日、「有機フッ素化合物」PFOS及びPFOAの2物質の汚染状況を把握するため、初の全国規模の調査を行いその内容を公開しました。

全国計171地点の地下水などの含有量を調査した結果を公表。13都府県の37地点で国の暫定的な目標値(PFOS及びPFOAの合算値で50ng/L)を超え、

東京都や沖縄県の在日米軍基地や工業地帯の周辺の河川・地下水・湧水など、全国的な汚染状況が報告されました。

詳細:環境省 令和元年度PFOS及びPFOA全国存在状況把握調査の結果について

詳細:令和元年度PFOS及びPFOA全国存在状況把握調査結果一覧表

その他の除去能力試験結果

【各種分析結果】

品質保証への取り組みとして、各種試験検査を実施しています。

浄水器は「安全でおいしい水」をつくるために、水道水に含まれる残留塩素やトリハロメタン等の有害物質を除去または減少させるものです。

≪ 各種分析結果ページはコチラから ≫

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浄水コラム

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各種分析試験結果

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