純水とは、
不純物を含まない、水としての純度を高めた水のことです。
「不純物」の内容については、一般的な水道水を対象とすると、下記のものが挙げられます。
残留塩素:殺菌の為に必要な為、必ずしも「不純物」とは言えませんが、純水を造る際には取り除くべき対象となります。
塩類:カルシウムや炭酸ガスなど、イオンの状態で溶解している物質です。水のおいしさに関係する項目でもありますが、純水を作る際には取り除く対象になります。
砂、微粒子:微細な砂や、劣化し腐食した鉄管などから発生する赤さびなどが含まれます。
有機物:微生物の残骸など。
大切なことは、純水にも種類があり、除去したい物質に応じて、処理を変える必要があるということです。逆に言えば「あらゆる物質を除去する純水器(=浄水器)は無い」ということになります。